一貫教育
~本学一貫教育の魅力~

建学の精神

創立者 松前重義

 私学は創立者の教育に対する情熱と理想を基に創設されたもので、その心が「建学の精神」であり、いかなる時代においても変わることなく継承されるべきものです。本学の建学の精神は、創立者松前重義の思想と人生に深い関わりを持っています。
 創立者松前重義は、青年時代に「人生いかに生きるべきか」について思い悩み、内村鑑三の研究会を訪ね、その思想に深く感銘を受けるようになりました。特にデンマークの教育による国づくりの歴史に啓発され、生涯を教育に捧げようと決意して「望星学塾」を開設しました。ここに東海大学の学園の原点があります。


 創立者松前重義はこの「望星学塾」に次の四つの言葉を掲げました。ここでは、身体を鍛え、知能を磨くとともに、人間、社会、自然、歴史、世界等に対する幅広い視野をもって、一人ひとりが人生の基盤となる思想を培い、人生の意義について共に考えつつ希望の星に向かって生きていこうと語りかけています。

 本学園は、このような創立者の精神を受け継ぎ、明日の歴史を担う強い使命感と豊かな人間性をもった人材を育てることにより、「調和のとれた文明社会を建設する」という理想を高く掲げ、歩み続けていきます。

一貫教育の推進

 本学園の教育における最も大きな特色は、建学の精神に基づく、認定こども園から大学院までの一貫教育にあります。これは、わが国の知識偏重の受験教育によって歪んだ状況を改革すべく、創立者が理想の教育のあり方として取り組んだものです。創立者の以下のような教育理念により、一貫した教育システムのもと、発達段階に応じた園児、児童、生徒、学生の成長を支援する全人的な教育を推進しています。

  1. 「建学の精神」に基づく人材の育成
    「建学の精神」を以て、幾多の困難に立ち向かい、志高く世界の平和と新しい文明の創造に寄与する青少年を育成する。
  2. 人間教育の重視
    心身の成長期にある青少年に対し、知識偏重に陥ることなく、文理融合の中に学問の真理を追究した人間教育を実践する。
  3. 教育の機会均等
    誰でも、どこでも、いつでも、教育を受けられる機会を与え、人類愛に裏打ちされた教育を実践する。
  4. 総合的大規模教育研究機関への発展
    物質文明と精神文明の融合のもと、バランスのとれた総合文明の構築をめざし、多様な教育機関と研究組織が、有機的に連繋して幅広い教育を行う。